終戦記念日に見たい最近の戦争邦画三選

 8/15は終戦記念日ということで、ここ数年での太平洋戦争を題材とした映画を3本ご紹介。実は最近は太平洋戦争映画は豊作なのです。

 まず一本目は『太平洋の奇跡 -フォックスと呼ばれた男-』
 太平洋戦争末期、サイパン島で玉砕ではなく民間人を守りながら徹底抗戦する道を選び終戦後に降伏した大場栄大尉の実話を映画化したものです。2011年公開。
 最近は特攻を無駄死にといういわない論争が起きてましたが、そんな今だからこそ大場大尉の生き様を多くの人に知ってもらいたい。


 2本目は『一枚のハガキ』
 太平洋戦争末期、中年兵士100名がくじで赴任先を決められ、フィリピンに行くことが決まり命はないと悟った男はハガキを読んだことを妻に伝えてほしいと一枚のハガキを戦友に託します。新藤兼人監督最後の作品です。こちらも2011年公開。


 3本目は『小さいおうち』
 戦争の最中に小さな家で起きた事件を寅さんの山田洋次監督が描いていきます。小さなおうちの大きな事件は直接は戦争と関係しませんが、そこに戦争の影響があることは明白です。2104年公開。


 特に『一枚のハガキ』と『小さいおうち』がそうですが、近年の戦争映画にはもうすぐ戦争を直接知る人がいなくなってしまうという危機感が大きなテーマになっています。
 『一枚のハガキ』は戦争を知る新藤兼人監督が最後に伝えたいとつくった作品ですし、『小さいおうち』では語り部である大叔母の戦争の頃の話に対して知識でしか戦争を知らない青年が「当時はそんなはずない」と言うシーンが何度も出てきます。
 おそらくこのもうすぐ大戦を知る人がいなくなってしまう危機感はこれから数年にかけてまだまだ多くの名作映画を生むのではないかと思います。
 3本とも名作なのでぜひ!

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