世界は変わった。今こそ読むべき4冊の本

 昨日書いたとおり見事にトランプ候補が勝利しましたね。

僕はトランプに投票してしまうかもしれない。。。

 なんでトランプが勝ったのか分からない。トランプが勝って世界はどうなるんだ? そういう人たちにむけて4冊の本を紹介したいと思います。

 まずはトランプ勝利のキーワードがそのままタイトルになってる森本あんりの『反知性主義 アメリカが生んだ「熱病」の正体』。

 プロテスタントが新天地を求めたことによってできたアメリカという国は厳格な教会中心主義とその反発としての反権威のムーブメントがセットになって起こっていました。この反権威のムーブメントこそが反知性主義で、これはここ数十年で始まったことではないのです。

 ヒラリーVSトランプは保守VSリベラル、左派VS右派という対立よりもグローバリズムVS反グローバリズムという対立軸が機能したことが大きかったでしょう。
 そういう現象を理解する為の2冊がこれ。

 まずは 『社会はなぜ左と右にわかれるのか――対立を超えるための道徳心理学』

 道徳心理学によってリベラルから保守を理解する一冊なのですが、保守とリベラルは実は大きな差はないことを理解できると思います。

 もう一冊はヒトラーが突然現代に蘇る小説『帰ってきたヒトラー』。

 現代に生きるヒトラーは時にリベラルに近い思想を抱き、反グローバル企業を誓います。今年映画にもなった大ヒット小説ですが、トランプが大統領に決まった今読むとさらに考えさせる内容です。

 これから世界はどうすればいいのか。それが書かれていると思われる最も勧めたい本が『問題はグローバル化ではないのだよ、愚か者―人類が直面する20の問題』です。

 グローバル化に対して反グローバルとして国が内向きになっても問題は改善するどころか国としても世界としても悪化していくだけ。グローバル企業の躍進による格差拡大や移民の問題にどう対応すべきか。アメリカが撤退した世界の警察はどうするべきか。
 グローバルな問題を解決するにはグローバルな組織をつくるしかないと作者のJ・F・リシャールは答えます。

 トランプ大統領は新しく世界を変えることはできないでしょう。しかし、行き着くとこまで行ってしまったことで、世界を変革する必要性は恐ろしく高まってしまいました。トランプ大統領が誕生したことで世界は変わらざるを得なくなったと私は思います。

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