追悼 呉清源 「呉清源とその兄弟」

 昭和の伝説的棋士、呉清源と彼の二人の兄の生涯を通して日中の百年を描くノンフィクション。

 類まれなる囲碁の才能で日本に留学することになった呉清源。彼についていき日本で学び満州で働くことを選んだ長兄。日本に行くことを拒み共産党へ入る道を選んだ次兄。戦前から戦後にかけての三人の数奇な人生をなぞっていく。呉清源だけでなく二人の兄も歴史の真ん中といえる位置にいて、歴史上の登場人物もたくさん絡む。この三人を追うことで激動の日中が伝わってくる。囲碁をしてない人も充分に楽しめる。
 
 人の生涯から見える歴史の姿の面白さ。

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