私的2016年今年の10冊+1はこれだ

 毎年やってる私的今年の10冊。
 単純な面白さだけでなく今年らしさを加味。なるべく今年出た本で他ジャンルから選んでおります。書籍から10冊&漫画1冊。

 ではさっそく!

違和感の正体

 今年のベストはこの先崎彰容さんのこの一冊。
 色々な激変があった今年ですが、こんな時だからこそ先人達の言葉を元にじっくり思考することが大事なんだと思います。

二階の住人とその時代 転形期のサブカルチャー私史

 純粋な面白さではこの本が一番面白かった。
 80年頃のアニメージュ創刊時の徳間書店の非社員の若者達を振り返る一冊。貴重な文化史の資料としてだけでなく青春群像としても格段に読み応えがあった一冊。

沖縄の新聞は本当に「偏向」しているのか

 今年も沖縄に注目が集まった一冊でした。
 そんな中、百田尚樹の一言をきっかけに琉球新報と沖縄タイムスの記者達への取材を重ねたこの本はすごくよかった。沖縄問題を沖縄から考えさせる一冊。

ヒットの崩壊

 カルチャー部門からはこれを。
 メガヒットがなぜ生まれなったのかだけでなく、フェスやカバーブームなど音楽業界の変遷がつながっていくことが感じられます。
 音楽だけでなく、ネットやビジネスなど世の中の流れを理解する上で必読の一冊。

日本会議の研究

 現在の日本の右傾化の根源となる日本会議を追ったこの本も当然今年の10冊に入るでしょう。
 これは本当に興味深い内容だった。右傾化、保守化が好きじゃない人ほど読んだ方がいい一冊。

その島のひとたちは、ひとの話をきかない――精神科医、「自殺希少地域」を行く――

 心理学、精神医学の分野からはこの一冊を。
 昨今ブームのオープンダイアローグとも密接なこの本。過疎や限界集落が叫ばられる中、地域について考える本でもあると思います。

〆切本

 読書好きの私としては本についての本が好きなのですが、これは面白かった。
 様々な作家が〆切について書かれたものをまとめた一冊です。

橋を架ける者たち ─在日サッカー選手の群像

 今年はオリンピックもあってスポーツ関連の本も良作が多かったのですが、その中でも社会的な背景を絡めたこの本が一番印象に残りました。
 在日朝鮮人のJリーガーがちらほら活躍してるなと数年前に思ったのですが、その裏には多くの人の努力と情熱があったのです。
 

帰ってきたヒトラー

 小説が今年はいいのが浮かばなかった。
 今年出た本ではないですが(文庫版が出たのは今年!)、今年映画化されたこの一冊を選びました。この本はその後の社会情勢の変化でさらに価値を高めました。

キン肉マン

 コミック部門もこれというのが浮かばなかった。
 日曜日の夜を真田丸との相乗効果で1年楽しませてくれたキン肉マンを選びました。
 今、本当にキン肉マンが面白い!

コメントする力

 おまけの一冊は今年亡くなった竹田圭吾さんの本を。
 情報をどう受け止め咀嚼して発信するか。この本の重要度は高いですよ。
 

 詳しいレビューを見たい方はこちらをどうぞ。 

勝沼悠の本棚

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