僕はトランプに投票してしまうかもしれない。。。

 この1週間くらいトランプ支持者はなぜトランプに投票しようとしてるのかを色々と考えてみた。彼らの気持ちになってみようとしてみた。
 その結果、私はもしアメリカ国籍を持っていたらトランプに投票するのではないかというところまでいってしまった。

 以下、アメリカ人の僕が投票する理由をいくつか書いてみよう。

 

① 今の政治や権力が信用できない

 反知性主義という言葉を勘違いしている人が多い。反知性主義とは知的でないということではない。これは元々キリスト教の言葉で反権威的であるということだ。教会という組織の権威に対して本当の信仰とはそんなものではないという姿勢のことだ。

 この反権威は現在では政府とメディアを指す。
 世の中が順調ならそんなことは考えない。でも一向に自分達の生活がよくならないのなら多くの人はこう思うはずだ。政府は信用できないと。
 ヒラリー・クリントンは妻として大臣として長くホワイトハウスにいた今までの政治を代表する人物だ。さらにいくつかの疑惑まである。
 難点をいえば、トランプは政治家でこそないが、大金持ちの企業家という既得権益側の人であるということだ。それでもヒラリーよりは反権威であることには変わりない。

 

② 内向きなアメリカを目指している

 アフガンイラク戦争は大失敗だった。多くの人が傷つき莫大な予算も使われた。そんなことからはなるべく手を引くべきだ。
 TPPにも反対だ。移民を締め出すという言い方だと過激に聞こえてしまうが、国内の産業と雇用を守ると言えばそれほど違和感はない。
 この二つは日本の左派も言ってることではないか。自衛隊を海外に送るな。TPPを阻止せよ。雇用を守れ。トランプの主張は基本的には同じだ。
 反グローバリズムはリベラルの専売特許ではない。イギリスをEU離脱に突き動かしたのは保守的な人々だ。実はリベラルと保守は反グローバリズムという点で一致していて紙一重の違いでしかない。『帰ってきたヒトラー』のヒトラーは緑の党に共感しグローバル大企業を敵視する男として描かれていたではないか。

 イギリスのEU離脱と同じく、この内向きになるという選択は経済に打撃を与えてしまうかもしれない。
 でもリベラルも保守もこう言うはずだ。大事なことは経済じゃない。それより大事なことがあるはずだと。

 

③ そんなに大きな変化は起きない

 当たり前だけどメキシコとの国境に壁なんてつくらない。そんなことやるわけがない。
 トランプが大統領になっても大統領が変わるだけだ。国が大きく変わることはない。そんなに変なことなんて起きない。今までの政治に関わりのない人が大統領になって、今までよりアメリカがちょっとだけ内向きになってくれたらそれでいい。
 ひょっとしたら人々の心が今までよりちょっとだけ差別に寛容になってしまうかもしれないが、それは市民一人一人の意識で防げるはずだ。

 

 どうでしょうか。あなたもトランプに投票してみたくなりましたか?
 トランプが土壇場で逆転するんじゃないかと思って、あえてスーパー・チューズデーの今日に書いてみました。はたして結果は。。。

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