東浩紀の積極的棄権を考える

 東浩紀さんが積極的棄権の署名を集めることが物議を呼んでいる。

2017年秋の総選挙は民主主義を破壊している。「積極的棄権」の声を集め、民主主義を問い直したい。

 文章を読めば分かることだが、東浩紀の言う積極的棄権とは「今回の選挙はどこも投票先がない」「できれば棄権したい」という人々の声を集めて国会議員に送ることであって、実際の選挙の棄権とは直接関係がない。それなのに、ネットでは東浩紀が投票の棄権を呼びかけているという反応がとても多かった。誤解を生むタイトルだったとはいえ、ここまで読まずに色々言う人が多いとは。。。こんなんだと確かに選挙が不安にさえ思える。
 

 で、選挙である。
 私はここ数年で選挙に対するスタンスがだいぶ変わった。昔は選挙に行かなきゃいけないとか、組織のしがらみで投票するのはけしからんとか思ってたのだが、そういうのはなくなった。人それぞれの投票の仕方でいいと思う。
 ただ、選挙の結果には全国民が責任を負う。棄権したら文句を言う権利がないわけでもないし、野党に入れたからといってその後の国政に対して無責任でいられるわけでもない。それが選挙というものだ。

 私個人のスタンスとしては、投票に対して熟考を重視したい。野党に入れることが当たり前だみたいなスタンスをよく見かけるが、そんなことはない。それこそ棄権や与党に入れることも含めて全ての選択肢の中からじっくり選びたい。
 幸い衆議院の選挙制度は小選挙区比例代表並立制なので二票も入れられる。二票を同じ系統に入れなければいけない決まりもない。最高裁裁判官の国民審査も合わせてじっくり考えたい。

 今回の積極的棄権署名活動は改めて自身の投票についてじっくり考える機会を与えてくれたと思う。
 それよりなにより、人に文句を言う時はその人の書いた文章をちゃんと読もうよ。。。

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