さよならオバマ! オバマ大統領就任演説を自分のブログから振り返る

 ついにトランプ大統領が就任! それはオバマ大統領がホワイトハウスを去るということでもあります。オバマが大統領になった時は随分興奮したものでした。ブッシュの後だったしね。
 というわけで、オバマ大統領就任時の自分のブログを振り返ってみました。


 

今頃ですが…オバマ大統領就任演説を考える 2009年02月05日

 ほんと今更なのだが、オバマ大統領就任演説についてである。
 当日は夜中の2時まで起きて生中継を見ていた。三局が中継していたのだが、同時通訳が男性だったり女性だったりと、それぞれの局で微妙な違いがあって興味深かった。
 後の放送では綺麗に和訳されてしまってイメージが変わってしまっていたので、やはり生で見てよかった。

 気になった点を二つ。
 まず明らかにアメリカ国民だけでなく、世界全体に対してメッセージを送っていた部分が結構あったこと。貧しい国の人々へ支援を約束した米大統領は新鮮だった。グアンタナモをなくすなど既に動き出している部分もある。世界を考えるアメリカ大統領というのは、アメリカが世界のリーダーなのだから当たり前ではあるのだが、だからこそその意味は大きいと思う。
 もう一つはやはりその熱狂ぶりだろう。正確にはハーフであり奴隷の子孫ではなく父親の代でアメリカに渡って来たのだが、初の黒人大統領として、その期待は絶大どころではない。
 演説の終盤でオバマが 「私の父は40年前レストランに入れなかった。そして今その息子がここにいる」 と過去の人種差別に触れた時、テレビには初老の黒人男性(オバマの父親?)が映っていた。
 その時彼は表情が固いまま立ち上がってゆっくりと拍手をしていた。本当に願いが叶った時の人間の表情というものを見た気がした。あの顔こそが就任演説の肝だったのではないかと思う。


 

 いくつか補足。
 冒頭「ほんと今更なのだが」と書いてるのは、オバマ就任時に小向美奈子逮捕のニュースが重なり、そっちの方が一大事とブログを書いてたからです。いやぁ懐かしいですなぁ。
 もう一点、どうも演説時にアップになっていた黒人の老人は『大統領執事の涙』のモデルとなった元ホワイトハウスの執事ユージーン・アレンのようです。

映画「大統領の執事の涙」のモデルは実在した!黒人執事ユージン・アレンの生涯

 黒人が南部で奴隷同然に扱われていた時から黒人大統領誕生までが人ひとり分の人生分の長さで間に合ってしまうんですから、アメリカという国はやはりすごいですなぁ。
 

 改めて自分のあの時のブログを見ると、オバマがアメリカ国民に向けてではなく世界全体に向けて演説していたことが思い出されます。
 あれから8年。世界に向けて演説したオバマとは対極と思えるトランプははたしてどんな就任演説をするのでしょうか。
 

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