就任演説直前! 先週のトランプ記者会見は何だっのか?

 ついにトランプ大統領が正式に誕生します! しかしなんだがトランプやばそうとか、よく分からんという人も多いでしょう。
 先週に久しぶりにトランプがテレビに出た会見については、日本のニュースでは伝えてないことが多すぎて意味不明でした
 というわけで改めて先週の会見が何だったかを伝えたいと思います。

 日本の報道ではトランプが名指しでCNNの質問を受けつけなかったことが大きく取り上げられ、さらにロシアが選挙妨害したことをトランプが認めたということも伝えてましたが、これでは要領を得ません。
 実は現地アメリカではトランプとロシアの関係が大きくクローズアップされていました。記者会見では最初の質疑応答ではロシア関連の質問しかされなかったほどです。
 参考までに日経の記事もどうぞ。

トランプ氏のロシア疑惑を知る5つのポイント

 トランプとロシアについてはいくつかの報道がありました。かいつまんで言うと主に二つ。一つはトランプがロシアに卑猥な情報をつかまれて脅されているというもの。もう一つがトランプ陣営とロシアが共謀関係にあったというものです。これらをCNNが情報があるという形でぼやかして伝え、ネットニュースのバズニュースが詳細を伝えたものでした。
 これらの情報は精度としてはかなり微妙なもののように思えます。もし、ロシアとトランプ陣営が選挙妨害を共謀してたとしたらトランプは失脚です。その確かな証拠を出せばトランプ政権は終わるでしょう。でもそれはない。これは確たる証拠のない飛ばし記事だからです。証拠がありそうなら全力でそこを攻めるはずです。
 ただ、インパクトはありました。だからメディアはトランプに対してロシア絡みの質問に終始しました。日本のメディアは当初はここを伝えなかった為、要領を得ない報道になっていました。トランプはロシアの選挙妨害に対して、それまではなかっただろうと話していたのをあっただろうけど自分は関係ないというスタンスに変えたのでした。
 ロシアと共謀しているなんて報道をされたらそれは誰でも怒ります。トランプの質問無視は決しておかしなことではないと思われます。

 ここ数日の報道はなんたったのでしょうか。
 私が思い出したのは映画『グッドナイト&グッドラック』の元となった赤狩りマッカーシーとエド・マーローの対決です。
 終戦直後のアメリカでは共産主義狩りとして異様な状態になっていました。その中心にいたマッカーシーを人気報道番組の司会というアンカーマンであったエド・マーローはメディアを使って意図的に潰していきます。

 先週の会見はこれと同じことだったのではないかと考えています。
 つまり一部のメディアは意図的にトランプ潰しを仕掛けたのです。
 メディアがその力を使って権力者を潰す。一種の禁じ手ですが、決してなしなことではありません。
 しかし、今回で言えば早すぎたし遅すぎたといえるのではないでしょうか。大統領選の時にトランプを不利に追い込む一手として。もしくは大統領になって悪政をしたのを潰す為に。こういったタイミングなら分かるのですが、今は中途半端過ぎます。
 
 先週の会見で分かったことはメディアとトランプの関係が決定的に悪いということです。これは就任時の大統領としては異例のことで、この一点だけ見ても確かにトランプは危ういのです。でもそれはメディアがそういうからではありません。メディアとそういう関係だからなのです。

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