行ってきました! 世田谷区空き家活用フォーラム

 先日、世田谷区で行われた空き家・空き部屋等地域貢献活用フォーラムへ行ってきた。
世田谷区は一般財団法人世田谷トラストまちづくりが中心となって空き家の活用に積極的に動いている。この日はトラストまちづくり課から空き家を紹介してもらい既に活動しているNPOなどの活動報告や保坂展人区長を交えてのディスカッションなどが行われた。

トラストまちづくり課がNPOなどと空き家のマッチングができたのはこの1年9ヶ月で7件。この数字はちょっと物足りなく感じた。
 空き家を使いたい団体も空き家も多い。だが、空き家のオーナーと利用したい団体の間でうまく話がまとまらないことも多く、この数字となったようだ。空き家を活用したいNPOなどの組織は財政力が弱い。オーナーからのこれくらいの値段で貸したいという額と借り手側の懐具合が合わないこともよくあるそうだ。。オーナーは高齢者が多く、本人がOKと言っても親族(たぶん子ども)がNGを出したりすることも多いとか。「このまま空き家でも困らないんです」と言われてしまうこともよくあるとのこと。
 ただ、空き家はやはり魅力的だ。空き家を活用する団体に改修費が補助金から出ることが多いが、私はてっきり大規模な改修工事とかしてるところばかりだと思っていた。だが聞いてみると、マットを敷くとかちょっとしたDIY的な改修だけでうまく空き家を使っている団体もいくつかあるようだった。
 何より、これから人口が減って縮小していく社会では新規に建物を建てるより今ある建物をうまく活用する方がはるかに効率的だ。
 
 ディスカッションの最後で一人の方がとても興味深い指摘をされた。
 世田谷区でまず家は足りてるのだろうか? 住む場所に困る人がいればその人たちに空き家を有効活用することが第一ではないか。例えばシェアハウスとか。
 そう、家の一番使い勝手のいい使い方は家として使うことだと思う。NPOなどの空き家活用では、住宅地に何かの施設ができてしまうことへの周辺住民の摩擦も考えられる。使われなくなった家を使える家として使う活用こそが第一だろう。
 だが、その為には金銭的な問題、家庭の変化の問題などがある。大家族が暮らしてきた家に不安定な経済状態の若者や核家族が住むのは難しい。そのギャップを埋めうるシェアハウスなどの活用が空き家を活かす第一手ではないかと改めて感じた。

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