東京オリンピックのボランティア募集への批判から見るダメなボランティアの条件

 東京オリンピックのボランティア募集が多くの非難にあっているようです。
 きっかけの一つは作家の本間龍さんのツイートでしょうか。何と19000RT!

 というわけで、今回は東京オリンピックのボランティア募集から適切でないボランティア募集の条件を考えてみます。

ボランティアをする人の非金銭的収支があまりに合わない

 現在は募集要項のようなものは消えてしまってないようですが、東京オリンピックの語学ボランティア募集が非難された理由の一つはその条件の厳しさです。語学が堪能で、事前の研修に出て、拘束時間も長く。。。とかなりの条件が続いていたようです。
 思うにボランティアというのは金銭的報酬以外の報酬によって人を動かすことではないかと思います。やりがい、経験、興味。。。 人によってそれぞれですが、そういった金銭に変えられないものが得られる。それがボランティアの条件ですが、それだけではありません。そういった金銭的、非金銭的両方の得られるものとその人のボランティアの労力が見合っていなければなりません。メチャクチャ大変なことを要求されて、それに見合ったものが得られないボランティアはそりゃみんなやりたくないに決まってます。

ボランティアを募集する意義が怪しい

 おそらく東京オリンピックのボランティア募集が叩かれたのはこちらの方が大きいでしょう。
 東京オリンピックは決して非営利のイベントではありません。多くの企業が利益を上げ、莫大な報酬を得る人も多くいます。なぜそんなオリンピックでボランティアを募集しなくてはいけないのか。その理由ははっきりしません。
 ボランティアを募集するなら、ボランティアをする人に大きな非金銭的なうまみがあったとしてもやはり無料でやってもらう道義的な意味がないと非難されても仕方ありません。商業主義に大きくシフトした近年のオリンピックにはそれがありません。

 オリンピックはそんなことありませんが、ボランティアを募集してる団体がどんな団体でどんな意義で活動してるのかよく分からないなどという場合もボランティア参加は避けた方がいいでしょう。ボランティアとしてどんな活動をするか分からない場合も同様です。

  
 はたして東京オリンピックのボランティアがどんな結果になるのか。オリンピックの様々な問題と合わせて注意深く見守っていきたいところです。

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