逃げ恥に学ぶシェアハウスの管理人を募集してはいけない理由

 大人気ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』。昨日の最終回前の回では、ヒロインのみくりさんが仕事における名言をして話題になりました。
 とりあえず恋ダンス動画をどうぞ。

 ここ1年くらいリバ邸などの自主運営系のシェアハウスで「管理人を募集します」というのをたまに見るようになりました。他の住人より家賃をいくらか割り引くと書いてあったりなかったりその条件はまちまちですが、私はう~んと思っていました。
 そんな中、逃げ恥でみくりさんがズバリこの問題点を指摘してくれました。
 というわけで今回は自主運営シェアハウスで管理人を募集することへの問題提起です。タイトルには”募集してはいけない”となってますが、中身は管理人を募集する上で考えたいことといった感じで受け止めていただければと思います。

 シェアハウスの管理人を募集する上での問題点をズバリ昨日の逃げ恥のみくりさんの言葉で伝えましょう。

「やりがい搾取」はいけない

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 これにつきます。
 ここでこの言葉が出たシュチエーションを説明しましょう。主人公平匡さんから家事代行業務を請負い表面上は結婚関係にあるみくりさんんは、友人に商店街の活性化の手伝いを頼まれます。会合で商店街のみなさんから無料でと言われて出たのがこのみくりさんの言葉です。

「いいですか皆さん。人の善意につけ込んで労働力をタダで使おうとする。それは搾取です。例えば友達だから、勉強になるから、これもあなたのためだから、などと言って正当な賃金を払わない。このような【やりがい搾取】を見過ごしてはなりません」

 シェアハウスの管理人がどれくらいの仕事といえるのか。その判断は難しいかもしれません。各シェアハウスによって管理人の仕事や責任の範囲はだいぶ違うことでしょう。ただ、シェアハウスの管理人をやってる身の自分としては、その負担は決して軽くないように思えます。仕事量もさることながら、例えば新住人の面接などで予定的には半日埋まってしまうことも仕事に換算するとけっこうなものになるように思えます。また、責任を重く感じることも少なくありません。
 そんなシェアハウスの管理人を何の条件もなしに、もしくは適当な条件で募集しては、みくりさんに「やりがい搾取」と言われても仕方ありません。

 というわけで、みくりさんと一緒に対策を考えてみましょう。

対策その1 管理人も共同運営者になる

 商店街の人たちが無料で商店街の活性化の仕事をしていたのは、それが彼らの商店街だからです。会社でいえば共同経営者のようなもの。このポジションの人なら話は違ってきます。
 管理人を募集したシェアハウスの運営者と管理人が対等に共同運営者となるなら、管理人としての報酬は少なくても(もしくはなくても)いいのではないかと私は思います。
 最初から運営者が管理人をしている自主運営のシェアハウスは多いことでしょう。うちもそうです。おそらくかなりの自主運営のシェアハウスの管理人募集はこの形なのではないかと思います。
 ただ、途中から入ってきた人を共同運営者にするというのはなかなか抵抗を感じる人も多いかもしれません。
 かといって管理人の決定権がなかったり、運営者に簡単にクビにできてしまうような名前だけの共同運営者では駄目です。こういう形の管理人の募集は私は賛成できません。みくりさんもきっと怒ることでしょう。
 

対策その2 適正な対価を払う

 ドラマではみくりさんはこの手法を取ります。つまり、はっきりと仕事の対価である賃金を要求し、仕事にしたのです。
 いわゆる会社が運営しているシェアハウスは当然この形です。管理人は給料をもらって行う仕事となります。
 よく家賃を一定額減額することで管理人を募集しているのを見ますが、本当にその額が管理人の業務の量や質に合っているのか考える必要があるでしょう。家賃の減額がいけないとはいいません。ただ、管理人の仕事や責任はどこまでなのか。それが減額した家賃の額に見合ったものなのか。これらをちゃんと両者で話し合う必要があるでしょう。
 なので、お金を払う(家賃を減額する)というだけでなく、管理人の仕事や責任を少なくするという選択肢も当然あります。
 仕事を頼まれてるのですから、仕事と対価をなるべく等しくすることが求められます。じゃないとみくりさんが怒ります。

 参考になりましたでしょうか。
 というわけで来週も逃げ恥見てキュンキュンしましょう。 

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