初めてNPOの総会に出て考えたハウジングファーストについて

 先日私が唯一会員になっているNPOほっとプラスの総会に行ってきました。
 ほっとプラスはさいたま市を中心にホームレス状態にある方等への支援を行っているNPOです。
 
ほっとプラス

 ほっとプラスは相談だけでなくホームレス状態になった人の為のシェアハウスなども運営しています。
 
 ところで、近年ホームレス支援等でハウジングファーストという概念がよく言われています。これは生活保護といった支援が決定された後に施設ではなく家に住むようにすべきという理念です。安心して暮らせる家を最優先で支援すべきというのがハウジングファーストです。今までは施設で一人暮らしができるように訓練してというのが多かったからこそ、こういう言葉ができたのでしょう。生活困窮者にも希望する場所に住める人権を保障すべきであるという考えでハウジングファーストが言われるようになりました。
 
 ここまで読んで「ん?」って思う人もいるでしょう。
 生活保護を受給した人向けのシェアハウスというのはハウジングファーストに反するのではないか。
 このへんは確かに難しい問題でしょう。生活保護は家賃等の手当ても出るので金銭的にはアパートを借りれないということはありません。でも、借りる部屋がないなど様々な理由ですぐに一人暮らしもできない人も多くいます。その為、シェアハウスやシェルターに一時的に住んでから個人の住居へと移っていくケースも多いのです。
 大事なのは効率的だから等の理由でどんな支援を決定するかではなく、人権感覚を持った人達がなるべくハウジングファーストを目指して支援をしていくことではないかと思います。同時にそういった感覚を社会の共通理解とすべくソーシャルアクションを起こしていくことも重要になってくるでしょう。

 え、うち? ここまで読んでいただければ分かるように安く住めるシェアハウスとハウジングファーストは関係ないんですね。安く住めるというのは結果としてお金に困ってる人にもいいことになるかもしれませんが、それだけでは貧困支援とはいえません。
 本当にかなり困ってる人がいるなら、シェアハウスでギリギリ以下の生活をするより、適切な支援を受けて一人暮らしする。それがハウジングファーストなのです。

 え、なんでアイキャッチ画像が悪魔将軍なのかですって? 彼は完璧超人始祖ファーストですから!
 

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